「栃木」ナンバー

1: 2020/08/27(木) 19:57:19.17 ID:qL95l7F30● BE:123322212-PLT(14121)

 皆さんは、自分の車のナンバーを正確に言えるだろうか。ほとんどの人はさほど興味がないだろうが、
一部の人にとっては非常に重要な意味を持つらしい。

「たかがナンバー、されどナンバー」、ときには車のナンバーをめぐって、深刻な争いが起こることもある。
自他ともに認める「番号マニア」のサイエンスライター佐藤健太郎さんの新刊『番号は謎』から、車のナンバーにまつわる逸話を紹介しよう。

(中略)

「佐野ナンバー」で勃発した大抗争

 もめた地名の代表格が、1999年に誕生した「とちぎ」ナンバーだ。それまで栃木県では全域で漢字表記の「栃木」ナンバーが用いられていたが、
県南地区で新たに自動車検査登録事務所が置かれることになり、その場所に佐野市が選ばれたのだ。
こうした場合、普通は栃木ナンバーが消えて「宇都宮」と「佐野」の二つのナンバーができるのだが、これに周囲の自治体が反発した。
佐野ナンバーをつけることになる小山市、栃木市、足利市などはいずれも都市規模が佐野市よりも大きく、それぞれに歴史と文化のある街だ。
各市は佐野ナンバーになることを拒絶し、それぞれに別案を持ち出して抵抗したため事態は紛糾した。
何とか我が街の名を入れたい佐野市は、尾張小牧の例に倣って「下野佐野」案を提示するなど粘ったが、
ついに県知事が「これ以上反対するなら他の市へ事務所を移設する」と通達し、佐野市も折れることになった。
よそ者から見ればやや異様な「とちぎ」ナンバーは、政治的妥協の産物であったわけだ。

 逆に地域自治体が共闘して、新たなナンバーを勝ち取った例もある。2005年、山梨県と静岡県の富士山周辺の自治体が
ご当地ナンバーとして「富士山」を申請したケースだ。県をまたいで共通のナンバーを使う例はないとしていったんは拒絶されたが、
再申請の結果これが認められ、2008年に富士山ナンバーが誕生した。ふだんは富士山頂の帰属などをめぐって争い合う両県だが、
この時ばかりは共闘が成功した形だ。山梨と静岡の両事務所で同一のナンバーを発行してしまわぬよう、分類番号で区別をつけているとのことだ。

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/08270615/


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Source: 車速報
【とちぎナンバー】「たかが車のナンバー」で勃発した栃木県の「仁義なき抗争」

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